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HGUC ハイゴッグ9(汚し塗装) [ガンプラ製作記事]

祝初アフィリエイト。買ってくださった方、ありがとうございました。

さて今回はハイゴッグの汚し塗装です。
尊敬する越智先生のムック、カンペキ塗装ガイド2に載っている、エナメル塗料を使った水物キットの汚し塗装を実践します(ムックではMGゴッグの記事になります)。


IMGP4563_サイズ変更.JPGまずは汚し前。
水性艶消しクリアでトップコートした状態です。
今回は、1段目に通常の汚れ、2段目に潮流の汚れを入れていきます。
IMGP4568_サイズ変更.JPGまず、エナメル塗料(一段目はフラットアース)を適量の溶剤で薄めていきます。
適量と一言で書きましたが、実際どれくらいかというと、私は大雑把に薄めたので適量じゃなく適当です(笑)。ちなみにムックでは5~6倍となっていました。



IMGP4567_サイズ変更.JPGで平筆で塗っていくわけですが、そのままダイレクトに塗ると確実にエナメルクラックが発生するので、上の写真にある通り、ティッシュに余分な塗料を吸わせて、薄ーく薄ーく伸ばしながら塗っていきます。
下地の色にもよりますが、写真の通り、それでも十分色が付きます。


IMGP4570_サイズ変更.JPG乾燥後、塗ったエナメル塗料を溶剤で落していきます。
一段目は普通の汚れなので、エナメル溶剤をティッシュに含ませて、ポンポンと叩きながら落とします。
その際、エッジやモールド近辺は残し気味に、ハイライト部分はしっかり気味に落として、色合いに変化を持たせました。
で、このあと再度水性艶消しクリアでトップコートします。

IMGP4578_サイズ変更.JPG次は2段目。途中写真撮り忘れたのでいきなり完了後の写真です(笑)。
1段目同様の手順でダークグレーを塗って落とします。しかし今度は落とし方が違って、綿棒やティッシュを一定方向にのみ動かしながらスジ状に落としていきます。これで筋状に塗料(汚れ)が残り、潮流での汚れっぽさを表現するわけです。
IMGP4580_サイズ変更.JPG

背中のバーニア部は、タミヤウェザリングマスターBセットのすすを使用(スポンジでこすりつけ)。
Bセットは、他にさびと雪があるのですが、付属の筆(スポンジ)でさびorすすを1回でも使ったら、雪には2度と使えません(色が移っちゃうから)。
つまり雪には専用筆(スポンジ)を用意しなければならないってことです。ここは改善の余地ありだと感じました。


というわけで、汚し塗装完了。このあとクリア吹きをすれば完成です。
ちなみに、越智先生は、2段目は落とさずダイレクトに塗っている感じでしたが、白ベースだと落とした方が自然な汚れ方になったのでこっちを採用しました。
また、ムックの通り、3段目として、茶系でのオイル汚れやエッジへの白でのドライブラシを少し試しましたが、白ベースだと過剰な感じがしたので、とりやめました。決して面倒臭くなってやめたのではありません(笑)。
今日のおまけは、びんぼー技です(笑)。
IMGP4478_サイズ変更.JPG墨入れや汚し塗装を落とす際、赤ちゃん用綿棒を使う人は結構多いと思います。私も愛用者。
写真は大分汚れた状態でもう交換時期。
IMGP4481_サイズ変更.JPGと思いきや、写真の通り、ニッパ等で汚れている部分をカットすれば、まだまだ使えます。逆に、こちら側の方が軸がしっかりしているので、落としやすかったりもします。

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しょういちろう

オオウいつの間にハイゴッグ!
エアブラシが壊れたと思いきや進んでいたのですねw

ブルーのストライプがどんどんしっくりマッチしていく様が写真を見ても伝わってきます!楽しみです!

でも私の気のせいか、クラックのことが模型誌やメーカーアナウンスで言われるようになったのってここ1~2年くらいで、昔はそんなこと言ってなかったですよね。プラの材質でも変わったのでしょうか。
それとも昨今のPLやらなんやらで消費者責任にでもしたいのでしょうか・・・?
最後は関係ないコメントで失礼しました。

by しょういちろう (2009-01-28 01:28) 

うー

しょういちろうさん、こんばんは。
ハイゴッグ>
塗装は基本休日にやるので1週間おきになるんですが、ちょっとずつ進んでいます。今週末には完成しそうです。エアブラシの方は無事直りました。
クラック>
昔のキット(20世紀のMGなど)は、数年後、ちょっと移動させよとうしてポロッと来ることがあったので、耐性は今も昔も大差ないのかもしれません。
最近騒ぎ出したのは、あまりにポロポロ来るもんだから、ついにプロもキレ出した、からではなく(少しはあるかも笑)、ABSパーツが増えたからというのもあるかもしれません。

by うー (2009-01-28 23:10) 

あびぴろ

いやぁ~、汚しのテクが光りますね!完成が楽しみ。
やはり、1年戦争モノは汚しが似合います!

ところで、ウソかホントか分かりませんが、ABSはエナメルよりも、ラッカーに弱いとのウワサが多いようですね。
by あびぴろ (2009-01-30 22:19) 

Zacrow

こんばんは。
おおぉっと!ゴッグ作例の汚しですね!
自分のゴッグもこれをパクって汚してます。
ホント越智さんは自然現象の表現がうまいですよねぇ。

ABSクラックについての話題がでてますが、
自分もラッカー塗料筆塗でバッキバキにABSが砕けた経験があります。
とはいえABSは車のエアロパーツ等にも使われてる材質。要は扱い方次第なんでしょうねぇ。
by Zacrow (2009-01-30 22:41) 

うー

あびぴろさん、Zacrowさんこんばんは。
汚し>
確かに、1年戦争ものはデザインがAFVを意識した感じなので、汚しが似合いますよね。
越智先生は我々素人にも実践できるレベル&入手が楽なマテリアルでの塗装法を書いてらっしゃるので、とても参考になります。今月のHJのヤマタク先生の記事は・・・、ちょっと自分にはハイレベル過ぎてついていけませんでした(笑)。
ABS>
最近のガンプラ説明書にはABSパーツには色塗らないでって書いてあるので、やはり耐性はプラより低いんでしょうね。
私は溶剤が多少強力なMAXシンナーで溶いてサフ吹いてますが、それでも大丈夫でした。Zacrowさんの経験からすると、筆塗りで塗膜が厚くなると危険ということでしょうか。

by うー (2009-01-31 00:18) 

Zacrow

こんばんは。
>筆塗りで塗膜が厚くなると危険ということでしょうか。
ちょっと遠回りですが、
筆塗→塗膜が厚い→乾きが遅い→ABSに浸透→バキっ→orz
ってとこではないでしょうか。
最初に回数を分けてサフを吹くことで下地がしっかりできれば、
さほどABSも怖がる必要はないとおもうんですけどねー。
自分はやっぱりトラウマですね・・・
by Zacrow (2009-02-01 21:36) 

うー

Zacrowさんまたまたこんばんは。
なるほど、溶剤・塗料の成分より乾燥時間の方が問題ということですね。確かにエアブラシだと、塗り終わった段階で半分乾燥が終わったようなもんですからね。
結局、乾燥時間のかかる厚塗りはどんなときでもご法度ってことですね。

by うー (2009-02-03 21:25) 

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