HGUC ドムトローペン 08（塗装）

昨日はお盆。いつもは父の車で墓参りにいくけど、出かけてたので自分の車で。そのとき蚊取り線香を30分くらい入れっぱしにしてしまったおかげで、今日になっても車内が線香くさい^^;

さて、ドムトロの続きで塗装いきます。

	今回工作でかなり気合を入れたので、塗装も気合を入れていきます。 久々に迷彩塗装をやってみます。 参考にしたのは、モデルアートの別冊、「教えて戦車プラモの作り方」という本。
	その中の1/35 ドイツ軍自走砲、Sd.Kfz.164ナースホルンの作例を参考にしたいと思います。
	上の自走砲の絵を見ながらいきなり塗るってのもできる人ならいいんでしょうが、私は自信ないんでデザイン画を使って色見本を作ります。 迷彩塗装は色見本があるとないとでは成功率が全然違うので結構重要です。
	ではいよいよ迷彩塗装・・・、とその前にちょっと番外編。 腰フロントアーマーの裏には強力磁石が仕込んであるんですが、塗装するとその部分だけうっすら変色してしまいました。 謎の減少だけど、顔料にごく微量の鉄分でも含まれていたのかな？
	では迷彩塗装開始。 まずはベースとなるデザートイエロー（混色）を吹いた状態。 しかしここまで来るまでにかぶったり混色がやっぱり気に入らんかったりと、既に10回位吹いてます^^;
	今回自信がないんで、さらに極薄にしたグリーンを筆で塗って目安にしました。 うっすら緑で線が書いてあるのが分かるでしょうか？

　
　

	いよいよ迷彩塗装してみました。 あれだけ準備したのに、見事に失敗^^; 参考にした自走砲の迷彩は、いわゆる一般的な三色迷彩と線迷彩のあいのこのような感じなので、どっちつかずになってしまいました。 う～ん、ちょっとレベル高さすぎたかな^^;
	上の失敗の原因の一つはちょっと模様が大きすぎたこと。 なので一度デザートイエローを吹いて元に戻し、少し小さめの模様にしてみました。
	さらにブラウンを彩色して、最後にデザートイエローを吹きました。 ブラウン吹いた段階では飛沫が結構ありますが、最後に模様の淵にベースカラーを吹くとご覧の通り飛沫は全くと言っていいほど目立たなくなります。これはガンプラ塗装マニュアル3にも載ってましたね。 さて、今回の迷彩は結局自走砲は意識せず、自分の描いた色見本を元に塗りました。 まあそれなりの迷彩になったかと思うけど、芸術性という観点からは自走砲の方が全然格好いいなあ^^; ほぼ四角形であるAFVと、四肢がつき形状が複雑なMSでは勝手がちがって中々難しいです。 そういう意味では、いとも簡単（のように見える）に迷彩塗装を施す越智先生は改めて凄いなあと思います。
	迷彩も終わったので、いよいよ仕上げクリアを、って、思いっきりかぶったT_Ｔ 伝家の宝刀も、湿度80%以上では厚吹きになる分かえって逆効果のようです。 このあと、厚吹きな所をやすったり、つやありクリアを上から吹いたりしてなんとか白濁化を除去。 そのあとも、3回くらいクリア吹きに失敗しましたがなんとか完成しました。
	この季節無理して塗ることないじゃん、って、まあそうなんですが、焦って作ったのはイエサブ千葉店のコンテストに参加するため。 締切日の夕方5時に完成し、着いたのは6時半くらいなので、一番下になってまいました、
	アップで。 なんとか人に見せれるレベルまで持っていきましたが・・・ 実は今回裏テーマで締め切りギリギリの状態で自分がどこまでできるのか、ってのを試してたんですが、やっぱり駄目ですね。 迷彩も汚しも全て中途半端でした。完成度というかやりたいことやった度でいえば、ジムキャノンの60～70%くらいかな。

模型ってのはやっぱり締め切りに追われて作るもんじゃないですね。今回痛感しました＾＾；
それと季節が悪すぎました。湿度が昼でも75%以上（家の湿度計による）、夜になると90%以上はおろかＭＡＸ(１００％)を振り切ってしまうことも（まあさすがにそれは湿度計の問題でしょうが）。
おかで塗装はかぶってばかり。実際締切日の午前中にも真っ白な状態になり、頭の中も真っ白になってしまいました。
でもまあなんとか完成してよかった。まあこの出来では入賞とかはむりでしょうが、完成まで持って行けたってのが今回の収穫なんで、そういう意味では大満足＆貴重な体験をしました。

あっ、ちなみにいっぱい作った武器は、今回迷彩塗装が主題ということであえてなしです。
まあ塗装がかぶって酷い状態だからってのが一番ですけどね^^;
　

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タグ：ガンプラ HGUC ドムトローペン

コメント 10

をを、
なかなか迷彩塗装に踏み切れない　ぽ村　には福音的な記事がｗ
参考にさせていただきます

＞かぶり
ぽ村　の地域も湿度高いので、特にクリアー系はエアコンで除湿かけて吹いてます。
けっこう上手くいきますが…喉が…シンナー臭が…；
by ぽ村 (2010-08-17 01:18) 

あえて、コンテスト締め切り前を選んだ極限状態での製作だったとは！
なんという自己鍛錬システム！
圧巻です。私には精神面の弱さから真似できませんw
にしてもいい仕上がり具合じゃないですか。やはり陸戦型は迷彩が映えますね！
by あびぴろ (2010-08-17 19:25) 

どうも御無沙汰しております。
まずは、遅ればせながら２０万HITおめでとうございます！！
まさに継続は力なり！ですね。私も見習わなきゃ・・・

それから、ドムトロ完成おめでとうございます！(^o^)
デザートタイプのカラーリングが普通のドムよりドムらしく見えますね！
イエサブにエントリーされたんですか！今度実物を見に行ってきますね～♪
by トコっチパパ (2010-08-17 23:29) 

ぽ村さん、こんばんは～&niceありがとうございます。

＞迷彩
私の記事ではあまり参考になるかは分かりませんが^^;
上で紹介してるようなAFV系の模型本買ってきた方が早いかも。

＞かぶり
いやあエアコンある部屋で模型制作できるなんて羨ましい。我が家ではエアコンが居間兼客間にしかないので。
部屋締切りだと確かにそうなるかも。換気には十分気をつけてくださいね。

by Ulitzen (2010-08-19 22:12) 

あびぴろさん、こんばんは～。

いやあ本当はもっと余裕を持って作るつもりだったんですが、仕事とか病気とかであれよあれよと言う間に締切りになってしまいました^^;
さらに実際は焦って失敗ばかり。やっぱり模型は慌てて作る物じゃないですね^^;

by Ulitzen (2010-08-19 22:23) 

トコっチパパさん、こんばんは～。

＞20万HIT
お祝いありがとうございます。
いやあここまでなんとか無事に続けてこられました。これからも頑張っていきます。

＞ドムトロ
一番下の方に飾ってあるので、見てやってください。
ドムトロは砂漠のイメージが強いので、今回砂漠迷彩にしました。でも迷彩のセンスは今一つかな^^;
トコっチさんはエヴァで出撃ですね。ちょっと見てきました。ただあんまり見れなかったので投票しに行く時はじっくり見させてもらいますね。


by Ulitzen (2010-08-19 22:38) 

こんちはー。
なるほど、ハイペースだと思ったら、コンテストだったのですね。
不完全燃焼だったようですが、模型はこっからまた手を加えることもできますしね。
持ち帰られたら、きつめの砂汚しなんか入れてみるとさらにいい感じになるんじゃないでしょうか？

迷彩塗装か・・・自分も是非一度やってみたいです。
by Zacrow (2010-08-22 12:06) 

Zacrowさん、こんばんは～。

＞ハイペース
おっしゃる通りコンテスト参加のため焦って作りました。
気候さえまともならなんとかいけたんでしょうが、結局中途半端な出来でした。でも達成感は妙にあります。
ということで、私の性格からしてもう手は入れないでしょう^^;

＞迷彩塗装
まさにエアブラシのなせる技です（まあ筆塗りでも全然できますけど）。
是非チャレンジしてみてください。

by Ulitzen (2010-08-23 21:20) 

不思議な時間にこんばんわ？

なんとコンテスト用だったとは、出来もさすがすぎる！
しかし、迷彩…自分にはチャレンジする度胸からしてありません。
その度胸が超欲しい！

何はともあれ、まずは完成おめでとうでありますのです！

by モリタケンジ (2010-08-26 05:07) 

モリタケンジさん、こんばんは～。

いやあ早起きですね～（その逆？^^;）

＞コンテスト
実は作る前から迷彩塗装にするつもりで、コンテストの日程と重なるんで折角なら応募してみようかなと。
まあなんとか間に合って良かったです。でも今回迷彩作品が多数あってかぶってしまいました^^;

＞迷彩
う～ん、一発勝負な所があるんで、度胸が必要なのは確かですね。
でもやってみるとなんとかなりますよ。失敗したら塗りつぶしてやり直せばいいだけですし。
実際上で紹介している模型本に寄稿してるプロでも一回じゃ決まらないって書いてあるぐらいですから^^;



by Ulitzen (2010-08-26 21:53)